盛岡駅東口からでんでんむしに乗車し、約2分。北上川を通過してすぐの開運橋で降りると目的地に到着です。
　開運橋は、1890（明治23）年の盛岡駅開業に合わせて完成しましたが、その後橋は洪水で流失し、近代的な鉄骨の橋に生まれ変わったのは1917（大正6）年のこと。現在の橋は1953（昭和28）年に改築された3代目となります。
　この橋から望む岩手山と北上川、そして開運橋たもとの土手沿いに咲く色とりどりの草花は、盛岡の表玄関にふさわしい自然豊かな景観として人気を博しています。この延長220メートルの開運橋花壇には、リュウキュウツツジなどのツツジ類、レンギョウ、アジサイ、バラ、ユキヤナギなどが植栽されているほか、季節ごとにチューリップ、スイセン、サルビア、ベゴニア、マリーゴールドなどが花を咲かせます。滔々（とうとう）と流れる川沿いの遊歩道は、色鮮やかな草花を身近で楽しむことができるオススメのスポットです。