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でんでんむしで行く!おすすめ観光コース

上の橋擬宝珠

本町通1丁目からでんでんむしに乗り約2分。上の橋で下車してすぐ、上の橋擬宝珠に着きます。盛岡の中心部を流れる清流中津川に架かる上の橋は1609(慶長14)年、盛岡の城下町づくりのなかで、中津川三橋の一番目の橋として建設されました。
藩政時代、諸国の旅人や庶民に通行が許されていたのは、三橋のなかでこの橋だけでした。洪水によって何度か流失し、現在の橋は昭和になってから架け替えられたものです。
橋の欄干を飾るのは、京都の三条大橋を思わせる青銅の擬宝珠(ぎぼし)で、慶長14年銘のものが8個、慶長16年銘のものが10個の計18個。もともとは南部氏の居城があった三戸の橋に取り付けられていたものでしたが、盛岡築城に際して、この地の繁栄を願い、移されました。1945(昭和20)年、国の重要美術品の指定を受けています。制作年代が古く、個数も多いことから、全国的にも希少な存在であるといわれています。
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