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でんでんむしで行く!おすすめ観光コース

石割桜

啄木新婚の家口からでんでんむしに乗車し、市中心部の官庁街へ。中央通1丁目までは3分ほど。このバス停で降りて歩くこと約2分、石割桜に到着です。
巨大な花崗岩の割れ目から太い幹をのばし、春には市内のほかの桜よりも少しだけ早く淡いピンク色の花を咲かせます。樹齢360年を超えるエドヒガンザクラで、幹の直径は約1.35メートル。1923(大正12)年、国の天然記念物に指定されています。
現在は盛岡地方裁判所の敷地になっていますが、藩政時代には南部家の家老職を務めた北氏の屋敷があった場所。落雷でできた庭の巨石の割れ目に入ったエドヒガンザクラの種子が成長し、見事な桜になったという言い伝えが残っています。
1932(昭和7)年、盛岡地方裁判所は火災で全焼し、石割桜にも風にあおられた炎が燃え移るところでしたが、庭師がはんてんを水に濡らして必死に火の粉を払ったことで事なきを得て、今日を迎えています。
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